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魚屋 北渓
「筑波山下美人向いの風の図」
作品解説
北渓の美人画は、師葛飾北斎に倣った太く強い線による迫力のある大柄な姿から、次第に華奢で繊細な描写へと移行します。本作でも、風に吹かれてはだけた着物から、ほっそりとした脚をあらわにさせた娘が、繊麗に描かれ、師風を脱した北渓の画風がみられます。青く霞む筑波山を背景に、浅葱色の着物は爽やかでありながら、襦袢の鮮烈な赤の婀娜やかさが目を引く作品です。
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